🧊
ドライアイス (CO₂)
溶けずに消える氷
ドライアイスの表面温度は-78.5°Cだ。普通の氷が0°Cで溶けるのと比べると、次元が違う冷たさ。
昇華
固体から液体を経ずに直接気体に変わる現象を昇華という。ドライアイスが「溶けずに縮む」理由がこれだ。
1気圧ではCO₂は液体状態で存在できない。だから固体CO₂(ドライアイス)を常温に置くと直接気体になる。周囲の空気中の水蒸気がこの冷気で凝結し、白い霧が発生する。
日常のドライアイス
食品配送: アイスクリームや冷凍食品の配送に使われる。溶けて水にならないので包装が濡れない。
舞台演出: ライブ会場の霧効果。ドライアイスを温かい水に入れると急激に昇華し、濃い霧が発生する。
科学実験: 石鹸水にドライアイスを入れると、CO₂で膨らんだ巨大なシャボン玉を作れる。子供に大人気。
注意点
素手で触ると凍傷になる。-78.5°Cが肌に触れると細胞が瞬時に凍る。手袋は必須。密閉空間で大量に使うとCO₂濃度が上がり、酸欠の危険もある。
科学の仕組み
1
CO₂は1気圧で液体状態が不可能 → 固体から直接気体に変換(昇華)
2
ドライアイス(-78.5°C)周辺の水蒸気が冷却されて凝結 → 白い霧が発生
3
温かい水に入れると昇華速度が急激に増加 → 濃い霧の演出が可能
ユースケース
ステージ・イベントでの霧演出
冷凍食品の配送
子供と科学実験(シャボン玉)